こんばんは!
明後日は立春ですが、まだまだ寒い日が続きますね~~
今回のご朱印さんぽ道は、「有田焼」の名で全国的に知られている焼き物の町、佐賀県の有田町からレポートします。
私が訪れたのは、有田町らしく「陶器」の文字が入っている「陶山(すえやま もしくは とうざん)神社」です。
有田焼の店が軒を連ねる風情ある通りから小路に入ると、神社の入口にあたる石段があります。
そこを上ると、出迎えるのは踏み切。
なんと神社の境内に線路があるではありませんか!!!
まるで映画「スタンド・バイ・ミー」を思い出させる線路の光景が広がっていて、
ある意味、神様のもとへ参じるための第一関門、“JRゲート”がありました。
線路を渡ると、ようやく見慣れたような神社の境内の雰囲気に。
小高い丘へと続く美しい石段が続いていました。
そして見えてきたのが、なんと白い鳥居!!!
石や鉄製ではなく、陶磁器でできているんです。
真っ白な背景に淡いブルーで唐草や花の模様が描かれていて、とてもキレイですね~~~
陶山神社は1658年に創建された神社で、
応神天皇と、鍋島藩主・鍋島直茂公、有田焼の陶祖・李参平(りさんぺい)公をお祀りしています。
白磁器を生み出した李参平公は、有田焼の窯元や商人、さらには有田町の住人を守護する神として、厚く信仰されているそうです。
社殿の前にも陶磁器製の狛犬がいらっしゃいます。
青みがかった白い姿が神々しいです。
ヘアスタイルが独特ですね~~
社殿の上部には、陶磁器のお皿に神社の名前が書かれています。
ところどころにお皿が埋め込まれていますね。
さらには、社殿横にある欄干(らんかん)も陶磁器です!
これは私も初めて見たかも。
境内のいたるところに高級な有田焼の奉納品があるので、“富気”があふれています。
いるだけで金運がアップしそうな気分になりますよ♪
そして社殿があるところは高台なので、町の景色や周囲の山々が一望できて、とっても見晴らしが良いです。
陶山神社はテレビ番組で珍百景に認定された面白スポットなのですが、
面白さを抜きにしても気持ちがよい場所で、私はかなりお気に入りになりました♡
境内を巡った後は、ご朱印をいただこうと社務所へ。
なんと、陶磁器製のお守りと絵馬がありましたよ!
しかも宮司さんのお手製なのだそうです。
クオリティ、高っ!
ご朱印もしっかりといただきました。
ありがとうございました♡
<陶山神社>
佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1