おはようございます！

今回は、福岡県大牟田市にある「三笠神社」さんをご紹介します。

街中にある石の鳥居をくぐると、ゆるやかな坂道が。

坂道を上っていくと、凛とした佇まいの「三笠神社」さんが見えてきます。

こちらの三笠神社は、前回ご紹介した「熊野神社」のすぐお隣にある神社です。

境内に入る前の鳥居にも「三笠神社」と書かれていますね。

三笠神社という名前を聞いて、どんな神様が祀られているんだろうか？

と思ったのですが、由緒書きを見たら、なんと戦国武将とそのゆかりの方々が神様としてお祀りされてありました！

ご祭神は

●高橋主膳正鎮種(入道号 高橋紹運）

●齋藤兵部太夫鎭實の妹(紹運公の正室)

●立花直次(立花宗茂の弟・三池藩藩祖）

という歴史上の人物。

高橋紹運公は、豊後大友家の家臣で、義理堅く高潔な人柄で人気の戦国武将です。

通な歴史ファンからの人気も高いそうですよ～

この三笠神社がある大牟田市は、紹運公からの流れを組む歴史があり、１つの市の中に「三池藩」と「柳川藩」が混在しています。

このエピソードはとても面白いので、ご興味あれば是非調べてみてくださいね！

三笠神社自体は、1835年に立花種周公が、福島県に創建されたことがはじまり。

その後、明治3年に三池藩のある大牟田市にご遷座となり、明治29年に現在地にご遷座されたということです。

現在の三笠神社は、郷土の発展と武勇の神様として、厚く信仰されています。

そしてご社殿に隣接する駐車場では、「大国主大神」や「恵昆須大神」、お稲荷さんもお祀りされていましたよ。

さて、お参りを済ませたら、ご朱印をいただきます。

「三池藩」の文字と藩のご紋がしっかりとありますね！

ご朱印ファン、神社ファンはもちろん、歴史ファンにもおすすめの神社さん。

是非お参りされてみてくださいね！

＜三笠神社＞

福岡県大牟田市鳥塚町87

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