こんばんは!
2017年も本格始動ですね。
ここからは場所を変えて、
長崎県・長崎市の寺町を舞台に、ご朱印巡りをスタートします♪
長崎といえば教会のイメージが強いという方も多いと思いますが、
実は立派なお寺さんも沢山あります。
中島川に架かる古い石橋を渡ると、
個性豊かなお寺さんがズラリと並ぶ寺町の通りにぶつかります。
風情があって、長崎の中でも大好きな場所です。
そんななかでも目を引くお寺さんがこちら、「興福寺」さん。
ド~ンとそびえる朱色の山門は、
中国文化の色濃い独特な雰囲気!
黄檗宗の開祖・隠元禅師ゆかりの寺ということで、
鮮やかな肖像画が掲げられています。
お寺の入口に人物画って、なかなかないですよね~~
隠元禅師は、かの「いんげん豆」を中国から持ち込まれた方としても有名です。
山門をくぐると受付で拝観料(300円)を支払います。
その窓口に大きな花火が!?と思ったら、
中国式のお線香なのだそうです!
儚さよりも豪快さ、これが文化の違いということですね。
さらに歩みを進めると、
これまた美しい大雄宝殿(本堂)が現れます!
この本堂は、原爆の衝撃で全体が傾いたものを、
そのまま起こして復興したのだとか。
そしてこれも珍しい模様!
氷裂式組子の丸窓が美しいですね~~
本堂の中は天井が高くて、ひんやりとした石造りの床。
お釈迦様や観音様がお祀りされていて、
ライトアップされて浮かび上がるお姿がとても幻想的です(中は撮影禁止)。
本堂の横には、船の神様や運喜の神様、
そして中国の女神様である媽祖(まそ)様や、
関帝様がお祀りされた「媽祖堂」もあります。
神様を守る、赤鬼と青鬼(千里眼と順風耳)の像がインパクトありますね。
(こちらも中は撮影禁止なので、是非リアルでご確認くださいませ)
それぞれに参拝が済んだら、
木魚の原型となった「鱖魚(けつぎょ)」が出迎える方丈の間でお茶にします。
こちらのお寺さん、境内の建物の中で
お抹茶と季節の和菓子をいただけるんですよ~~。
縁側に座ってホッとひと息。
お菓子は週替わりだそうで、
伺った時は年末仕様の温かいお菓子でした。
(以前、秋に伺った時は松茸の形をしたお菓子でしたよ♪)
興福寺さんは、見どころが多くてお茶までできるので、
ついつい長居したくなります。
ご朱印もきちんといただきましたよ。
また、季節毎の行事や各種イベントもあるので、
いつ訪れても新鮮な魅力があります。
ちなみにこれからは、
1/22(日)にコンサート
2/3(金)に「節分会」で豆まきがあるなど、
お楽しみもいっぱい!
詳しくはHPでチェックしてみてくださいね♪
《おまけ》
境内にあるソテツの木の下には、ハート型の実が落ちていて、
恋愛成就のお守りにもなるそうですよ♡
<興福寺>
長崎市寺町4-32