おはようございます!
今回も前回に引き続き、福岡県みやま市でご朱印めぐりをレポートします♬
今回、参拝させていただいたのは、「筑後乃国阿蘇神社」さんです。
JR南瀬高駅で降りて、徒歩15分ほど歩くと、住宅地の中に神社が見えてきます。
入口の鳥居の扁額には「阿蘇神社」と書かれていますね。
でも、福岡県の神社なのに「阿蘇神社」!?
熊本県の「阿蘇神社」と何か関係があるの!?
という疑問がわいてきますよね。
この「筑後乃国阿蘇神社」は、熊本県の阿蘇神社を奉祀する阿蘇家につながる、恵良家の恵良(阿蘇)惟澄(これずみ)氏が創建した神社。
1337年に創建された後、1622年に現在の地に分霊されたとのことです。
ご祭神は、熊本県の阿蘇神社と同じく「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」。
神武天皇の孫神で、阿蘇を開拓された神様です。
そしてなんと、ナマズが神様のお使いなのだとか!!
福岡県なのに阿蘇神社!?という謎が解けたら、早速、境内へと進んで行きます。
手が届きそうな低さのしめ縄をくぐったら、狛犬さんたちがお出迎え。
狛犬さんたちは目がギョロっとしていて、迫力がありますね~
そしてこちらの神社さん、最初の鳥居をくぐってからご社殿に向かうまで、まっすぐ伸びる参道が長くて印象的です。
参道の両サイドには、美しい庭の風景が続いています。
そして立派なご神門に到着。
扁額やその周囲の装飾が繊細でキレイですね!
ご神門をくぐると、いよいよご社殿が見えてきます。
ご神紋が熊本県の阿蘇神社のものと同じですね。
手前にはご神馬の像もありましたよ。
素朴な感じでかわいらしいです。
その他、境内には平家落人にまつわる「七霊(ろう)宮」もあります。
源氏の追っ手から逃れきれず、滝壺に身を投げて命を落とした七人の女官の霊をお祀りされているそうです。
また、この筑後乃国阿蘇神社を創建した恵良(阿蘇)惟澄には、「刀」にまつわる興味深い逸話もあります。
多々良浜の戦いで大太刀を振るった惟澄でしたが、戦いに敗れ、刀はギザギザに傷んだのだそう。
しかしその夜、欠けた刀の破片が空に舞って、刀は自らの力で修復されたのだとか!
この様が、蛍が飛んで集まるように見えたことから、刀は「蛍丸」と名付けられたそうです。
「蛍丸」は実在する刀で、現在は国宝になっているそうですよ(※この神社で見ることはできません)
このように様々な時代背景が絡んでいる神社なので、歴史好きにはたまらないスポットだと思います!
そして参拝後は、ご朱印をいただきました。
筑後乃国阿蘇神社さんは、FacebookやInstagramで日頃の神社の様子をアップされているので、気になる方は是非フォローしてみてくださいね!
<筑後乃国阿蘇神社>
福岡県みやま市高田町海津1642
https://www.facebook.com/chikugoaso/
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