おはようございます!
今回は、佐賀県武雄市のご朱印をレポートします!
今回お参りさせていただいたのは、「道の駅 黒髪の里」の近くにある真言宗の寺院「東光寺」さんです。
こちらは、九州八十八ヶ所百八霊場の67番札所、九州四十九薬師霊場の37番札所でもあります。
東光寺さんはの創建は大同年間(806~810)。
唐から帰朝した弘法大使(空海)が、黒髪山に西光密寺(現大智院)を創建された時に、その末寺として建立したと伝えられています。
鎌倉時代には、黒髪三所大権現と称して修験の道場にもなっていたそうです。
歴史のあるお寺さんですね。
東光寺さんは、大きな通りから細い道に入り、少し上っていくと右手にあります。
お寺の敷地に入って左手には沢山の水子地蔵が祀られていました。
本堂の入口には、とっても細かい造りの金属製の置物があったり、
陶器で有名な有田町にも近いからか、美しい焼き物が置かれていたり。
なんだかいろいろ目に留まりますね。
本堂へは中に入って参拝ができます。
ありがたいことに私が参拝した時には、お寺の方がストーブをつけてくださり、温かいなかでのお参りができました。
東光寺さんのご本尊は、薬師如来(薬師瑠璃光如来)さまです。
心身の病を癒してくださる仏様として厚く信仰されています。
このお寺の薬師如来坐像は、元禄10年の作と伝わっているそうです。
そしてこちらの本堂には、気になるものが沢山ありました。
とても印象的な絵画があったり
抱き上げると諸願成就するという「だき大黒天」さまがいらっしゃったり。
さらに珍しいのがこちら!
ガラスケースに入った「隠れキリシタン観音」さまです。
こちらの金銅仏は、右手の中指を立てて手を組んでいて、交差する親指と中指で十字架を表現しているのだとか。
隠れキリシタンの人々が聖母マリアとして拝んだそうです。
その他にもいろいろと見どころが多くて、好奇心をくすぐられるお寺さんでしたよ。
そしてお参りが終わった後は、ご朱印をいただきました。
ご本尊の薬師如来さまのお名前が書かれていますね。
親切に対応してくださった東光寺さん、ありがとうございました。
<東光寺>
武雄市山内町三間坂甲14866