おはようございます!
今回は、佐賀県武雄市のご朱印をレポートします。
今回お参りさせていただいたのは、九州八十八ヶ所百八霊場の68番札所、そして九州三十六不動霊場の第26札所となっている「無動院(むどういん)」さんです。
駐車場からお寺の本堂へは、白壁の階段が続いています。
そして入口に気になるものが!
石塔の上部にぐるりと小さなお地蔵さまが彫られた「石造六地蔵」。
こちら、武雄市の重要有形民俗文化財に指定されています。
お地蔵さまの雰囲気が素朴で和みますね〜
石段を上ると目に止まるのが、青い服をまとって、炎を背にした不動明王さまが。
不動明王さまは怖いお顔の方が多いですが、こちらへ目がクリッとされていてちょっと可愛いです。
そして不動明王さまの近くにも石ほとけが並んでいますね。
この無動院さんは、室町時代1487年の開山で、町内で最も古いお寺さん。
黒髪山大智院の隠居寺として建てられました。
約600年もの間、黒髪山修験道とともに、繁栄してきたのだとか。
この日は本堂に上がってお参りができました。
ご本尊は、眼病平癒のご利益で信仰が厚い「黒髪眼不動尊」。
住職さんがお経をあげていると、「眼を入れてほしい」と霊告があったそうで、縁のある有田焼職人が眼を作って入れたそうです。
それ以来、眼に関する悩みから救ってくださるお不動さんとして信仰されているのだとか。
また本堂内には、ポッコリお腹でニッカリ笑う、愛嬌たっぷりの「布袋尊」さまが。
体の悪いところを撫でるとご利益をいただけるそうです。
そして気になるご朱印ですが、私が参拝した時にはお寺の方がご不在だったので、本堂内にあった書き置きのご朱印をいただきました。
梵字も入った独特な書体のご朱印、カッコいいですね!
無動院さんは静かに落ち着いてお参り出来るお寺さんです。
是非訪れてみてくださいね。
<無動院>
佐賀県武雄市山内町大野黒髪9122