こんにちは!
今回は、佐賀県佐賀市の山側、大和町にある「與止日女(よどひめ)神社」をご紹介します。
川上峡の川のほとりに、赤い橋がかかっているのが目印。
すぐ横が神社になります。
佐賀市の重要文化財に指定されている「肥前鳥居」をくぐり、境内へ。
石臼のような手水が面白いですね!
龍の口から水が流れ落ちています。
こちらは「金精さん」。
男女のシンボルの形をした石は、子授けのご利益があるそうです。
そして拝殿へと進みます。
與止日女神社の創建は564年とかなり古く、
「延喜式」などの有名な歴史書にも名前が登場する由緒ある神社です。
肥前一之宮でもあります。
主祭神は、水神、農耕の神とされる與止日女命(よどひめのみこと)。
一説では豊玉姫命(竜宮城の乙姫様)だとも伝わっています。
佐賀県はこの女神様をお祀りしている神社が多いような気がしますね。
多くは「淀姫」と書かれていますが、この神社では難しい方の漢字が使われています。
拝殿の中の天井は、與止日女命や、境内に祀られている菅原道真公にまつわる伝承が描かれています。
キレイですね~~
そして境内にも見どころが沢山あるんですよ。
なかでも「木」に注目して見てみましょう。
手水の近くにあるのがこの大楠。
なんと樹齢が1450年にもなるそうです。
その大きさに圧倒されます!!
そしてこちらは「夫婦杉」。
この2本の杉の周りをぐるっとまわると、夫婦・恋人・友人同士の仲が良くなり、
なおかつ家内安全、子孫繁栄のご利益があるのだとか。
最後にこちら、ダイナミックな大楠の幹!!
これは鍋島藩藩主が、国の霊木として保護したと伝わる大楠です。
残念ながら、落雷によって一部しか残っていませんが、それでもすごいインパクト!
ちょうど秋の時期だったので、紅葉とのコントラストが美しいです。
そんなこんなで境内を巡った後に、お目当てのご朱印をいただきました。
帰りは、県の重要文化財に指定されている「西神門」もチェックしてみてくださいね♪
<與止日女神社>
佐賀県佐賀市大和町川上1-1