おはようございます!
今回は、大分県宇佐市にある「円通寺」さんをご紹介させていただきます。
前回ご紹介した大楽寺さんからも近い円通寺さん。
お寺へと続く参道が、なんともいえない懐かしさのある日本の風景といった感じで、とても心惹かれます。
参道の入口には「円通禅寺」と書かれた石碑もありました。
趣きのある山門から覗くお堂の風景も素敵です。
山門をくぐると本堂がお出迎え。
こちらのお寺さんでは、本堂の中に入ってお参りすることができますよ。
円通寺さんは、大分県内では最古の臨済宗寺院。
鎌倉時代初期の1243年に神子栄尊(じんしえいそん)という僧が開山し、宇佐神宮の大宮司であった宇佐公仲によって創建されました。
伝説によると、栄尊は宇佐神宮でお祀りされている八幡神と強い繋がりがあったのだとか。
円通寺の参道と山門、そして本堂は、宇佐神宮の表参道と同じ直線上にあり、これもまた宇佐神宮と深い関わりがあることを物語っているといわれています。
そんな由緒ある円通寺さん、本堂の中は静かで、外の眺めがとってもキレイです。
木枠の窓から美しく整えられたお庭と、山門が見えますね。
まるで古民家カフェのようにずっとそこにいたくなる、心和む空間でした。
本堂でお参りした後は、境内を巡ってみます。
お庭には、素朴な表情の石仏があったり
赤い鳥居が連なるお稲荷さんのお宮がありしました。
そしてお目当てのご朱印をいただくことに。
お参りした際にはお寺の方はご不在でしたが、本堂内にご朱印の書き置きがありました。
こちらは、「招福円満」を願う「聖観音菩薩」さまのご朱印。
こちらは、「学業成就」を願う「文殊菩薩」さまのご朱印。
これらの2種類があり、私は両方いただきましたよ。
穏やかな境内の雰囲気や、ご朱印の書き置きのメッセージなど、温かいおもてなしを受けたような気持ちになれる素敵なお寺さん。
是非、宇佐神宮と一緒にお参りされてみてくださいね!
《円通寺》
大分県宇佐市大字南宇佐1616