おはようございます!
今回も、大分県大分市のご朱印をレポートします!
今回訪れたのは、高野山真言宗の寺院「金剛宝戒寺(こんごうほうかいじ)」さんです。
住宅地の中にありますが、お寺のある場所だけ時代が止まったような、深い趣きを感じさせます。
山門からは大きな本堂が見えますね。
中に入ってみると、梵鐘もありました。
こちらが本堂です。
堂々とした佇まいで、とても立派ですね。
金剛宝戒寺さんは、727年に聖武天皇の勅願により行基菩薩が創建し、開山となったお寺で、大分県内でも由緒ある古刹です。
私が伺った際には、本堂の中に入ってお参りすることもできました。
真言宗のお寺らしく、護摩焚きをする場所もありますね。
また実物は撮影できなかったのですが、約700年前の作といわれる「高野大師行状図画」もありました。
こちらのお寺さんは、正式名称は「金剛宝戒寺」ですが、地元の方々からは「宝戒寺」と呼ばれ親しまれていて、病気平癒などの加持祈祷や御祈願も受付ているそうです。
また、お花まつりやお接待、講習会などの行事にも参加できるそうなので、興味がある方はお寺ホームページをチェックしてみてくださいね。
そして、本堂のある場所から少し離れたところには、「大日堂」というお堂もあります。
この大日堂、なんともいえない風格があって、思わず目が留まります!
この中には、鎌倉時代後期(1318年)につくられたという「大日如来坐像」がお祀りされています。
檜材寄木造りの像は、高さ約3メートルもあり、平成3年には国の重要文化財にも指定されたそうです。
その他にも、お寺には木造釈迦如来立像などの文化財が多くあります。
そんな宝戒寺さんでは、ご朱印をいただくこともできますよ。
大日如来の名前が書かれ、梵字の朱印が押されていますね。
宝戒寺さんは、神社仏閣が多い上野エリアにあるので、他のスポットも含めてゆっくりと巡ってお参りしてみてくださいね。
<金剛宝戒寺>
大分県大分市上野丘2-8-27