おはようございます!
今回も引き続き、長崎県の離島・壱岐市のご朱印をレポートします♪
神社が多い壱岐では、観光客の神社巡りを推奨していて、ホームページやパンフレットが充実しているで助かります。
壱岐オリジナルのご朱印帳もあるんですよ♡
そんな壱岐の島で最も知名度が高いのが、「月讀(つきよみ)神社」さんです。
全国的に有名な、京都の松尾大社にある月讀神社は、この壱岐の月讀神社から分霊されたものと伝わっています。
また諸説ありますが、この月讀神社が神道発祥の地という説もあり、神社ファンからとても注目されているんです。
月讀神社は、山の中にあります(車道に面しているのでアクセスは楽ですよ)。
鳥居の向こうには、急な石段が続いています。
天を仰ぐように見上げると、そこに社殿があります。
月讀神社の創建は不明ですが、487年にはすでに存在していたそうで、長い歴史を持つ古社です。
こちらでは、太陽神である天照大御神の弟神であり、夜の国を治める月読命(つきよみのみこと)をお祀りしています。
なかでも興味深いのが、月読命の他にも、月夜見命、月弓命という別の名前の神様がお祀りされていたこと。
こんなに月の神様の呼び名があるんですね。
コチラの神社は、月が潮の満ち引きを司ることもあり、生命の誕生(安産、健康、病気平癒など)、漁業、農業の神様として信仰されているそうです。
社殿や境内には派手さはないものの、重厚なご神気が漂っていて神聖な雰囲気があります。
パワーは大きいものの、静かで穏やかな月のイメージと重なりますね。
そして社殿の横には赤い鳥居がありました。
小さな祠にもお参りをしましょう。
さらに社殿横には、磐座(いわくら)がありました。
案内してくださったガイドさん曰く、
神様は社殿の中におられるのではなく、周辺の木や石に宿られるそうです。
こうした自然のものが実は最も神聖だったりするんですね。
参拝が済んだら、社務所でご朱印をいただきます。
黄色い月の印が珍しいですね~~
女性との縁も深いといわれる月の神様、是非ともお参りしてみてください。
<月讀神社>
長崎県壱岐市芦辺町国分東触464