おはようございます!
今回は、福岡県大牟田市にある「熊野神社」さんをご紹介します。
住宅街の緩やかな坂を上りきったところに鎮座する熊野神社さん。
お隣には「三笠神社」さんがあります。
熊野神社さんの入口はこちら。
鳥居の扁額の色使いや書体が現代的ですね!
鳥居をくぐると、目の前にご社殿が。
いや、その手前に大きな鹿が!?キリンが!?
この大きな動物と見間違えたものは、境内にある大きな楠でした!!
樹齢が数百年にもおよぶという大楠は、少し離れて見ると、その大きさがよく分かりますね。
そして手水舎の手前には、丸っこくて可愛い表情の狛犬もいましたよ~
こちらの熊野神社さんは、535年にこの土地の豪族が鎮守社として創建し、825年に和歌山県熊野から伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉再命(いざなみのみこと)のご分霊を祭祀されたという、長い歴史を持つ神社です。
昔から熊野に詣でると、現世後世安穏、病気平癒、延命長寿、夫婦和合など多くのご利益をいただけるという「熊野信仰」が根付いています。
こちらの神社では、そんな熊野信仰に触れることができますよ。
ご社殿も華やかな朱色で、気持ちが明るくなりますね。
そしてご社殿の右側に、気になる立て看板を発見しました。
この看板には、「梛(なぎ)の木」「楷(かい)の木」という木々の説明が書いてありました。
梛(なぎ)の木は熊野神社のご神木で、交通安全・家内安全・縁結び・厄払の信仰があり、楷の木は中国の孔子廟に繁る霊木なのだそう。
こちらの熊野神社さんは、入口の大楠といい、縁起の良い木が沢山ありますね!
さらに境内に、石炭にまつわる碑を見つけました。
1469年にこの神社氏地内で、燃える石「石炭」が発見されたのだそう。
それからは三池藩によって手厚く保護を受ける「石炭発祥の地」になっているそうです。
大牟田市といえば、炭鉱の町で有名ですもんね!
境内をぐるりと見まわった後は社務所へ伺い、ご朱印をいただきました。
とっても癒される素敵な熊野神社さん、是非お参りされてみてください!
<熊野神社>
福岡県大牟田市鳥塚町87