こんにちは!
今回からは沖縄県那覇市のご朱印さんぽです。
前回の沖縄の旅では、琉球王朝が認めた「琉球八社」のうちの数社を巡りましたが、
今回ご紹介する「末吉宮」もその一社です。
末吉宮は、ゆいレールの市立病院前駅近く、「末吉公園」内のさらに高台の方にある神社。
前情報によると、末吉公園がちょっとした低山歩きレベルの勾配があり、うっそうとした山道になっているそうで(汗)
体力に自信がない私は、女性一人の心細さもあって参拝するのをためらっておりました(汗)。
そこで教えていただいたのが、「大名口参道」の存在。
ゆいレールの儀保駅で降りて、公園の周りに沿ってぐるっと裏手の参道へ向かうルートです。
少し時間をかけて歩いていくと、住宅地の中に発見しました、大名入口参道!
上り階段もわずかで楽ちんですね!
年季の入った木の鳥居が見えます。
鳥居をくぐってすぐに、洞窟へと下るような階段が!
ちょっとひるみそうになりましたが、勇気を出して降りてみます。
するとすぐに石組みのトンネルがありました。
トンネルをくぐってまわり込んでみると、あっという間に末吉宮に到着です。
こ、これは!!!
朱色のお社に続く古い石段が、なんともいえない神秘的な空気を醸し出しています!!!
古代の神殿といった風情ですね~~~
そして眺めもいいんですよ!
だいぶん歩いたけど、その価値は十分ありました。
ちなみに末吉宮のご祭神は、
○伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
○速玉男尊 (はやたまをのみこと)
○事解男尊 (ことさかをのみこと)
いわゆる熊野信仰の神様ですね。
そこに竈神(火神様~ヒノカンサー)といわれる沖縄の神様たちもお祀りされています。
末吉宮は、学問成就や技芸成就、縁結びや子孫繁栄の神としても信仰されているそうですよ。
末吉宮では祭事のある時以外は無人なのですが、ご朱印は波上宮でいただくことができます。
(波上宮の前記事です)
http://www.goshuin-blog.com/walk/shrine/post-437/
「子ヌ方之神」と書かれているのは、「子方(にーぬふぁ)の神」のことで、
事始めの神としても信仰されているそうです。
興味深いですね~~。
末吉宮、結構歩くけどかなりおすすめです!
<末吉宮>
沖縄県那覇市首里末吉町1-8