おはようございます!
今回は大分県臼杵市にある「満月寺(まんがつじ)」さんをご紹介します。
満月寺さんは、前回ご紹介した「国宝臼杵石仏」の川を挟んで向かいにあるお寺さん。
臼杵石仏を守護する寺院なのだそうです。
お寺さんの入口はこちら。
立派な松の木に目が奪われますね〜
そしてなんといっても門を守る仁王像が気になります。
仁王像といえば一般的に威圧感のある存在ですが、こちらの仁王さまはギョロッとした目が可愛らしいです!
仁王像の鼻を削って飲むと疫病に効くという言い伝えがあったため、いつの間にか鼻がなくなり、いまの愛嬌のあるお顔になったそう。
そして腰から上のみ見ることができるのもポイントです。
この仁王像は、正式には「木原石仏」といい、鎌倉時代後期から室町時代前期の作と伝わる特別史跡なんだとか。
そしてこちらが本堂。
ご本尊は釈迦如来さまです。
満月寺さんは、真名野長者(まなのちょうじゃ)の発願により三重町内山蓮城寺を開いた蓮城法師によって創建されたと伝わっています。
そんな満月寺さんの本堂の手前には、金色の仏さまのおみくじBOXがありました。
なんか和みますね〜〜
また満月寺さんは、境内や近隣にも見どころが沢山あります。
こちらは、なんとも風情のある梵鐘。
こちらは特別史跡の「観音石仏」です。
岩肌におられる石仏は、真名野長者夫妻と蓮城法師の像といわれています。
そして観音石仏の近くにあるのが「満月寺五重塔」。
1315年につくられたと伝わり、市の文化財に指定されているそうです。
お寺から少し歩くと、「宝篋印塔(日吉塔)」もあります。
13世紀後半にはつくられていたという総高444cmの宝篋印塔は、国指定の重要文化財とのこと。
本当に価値が高いものが沢山ありますね~
そんな満月寺さんでは、ご朱印もいただけます。
私がお参りした時は、本堂にある置き書きのご朱印をいただきました。
仏さまのお姿の朱印が押されていますね!
そして、薬師如来さまの御真影もいただきましたよ〜
満月寺さん、なかなか興味深く癒されるお寺さんでした。
◆追記
お寺の境内(隣接する土地?)には、ドーナツをはじめとした地域の特産物を販売しているお店がありました。
私が伺った時はお店の方がおられませんでしたが、また伺うチャンスがあれば、ドーナツを食べてみたいです🎵
《満月寺》
大分県臼杵市深田963