おはようございます!
今回は前回に引き続き、大分県中津市でのご朱印をレポートします。
実は、ずっと気になっていた「薦(こも)神社」さんに、ようやく参拝が許されました。
かの有名な「宇佐神宮」の元宮といわれ、神聖な植物である「真菰(まこも)」が自生する池があるという前情報を得ていて、いつかお参りしたい!と思っていたんです。
ちなみに薦神社さんの正式名称は、「大貞八幡宮薦神社」。
ご祭神として、八幡さまである應神天皇、神功皇后、比咩大神をお祀りされています。
神社の境内に入ると、まず目を奪われるのが立派な朱色の神門!
下から見上げると、さらにすごい迫力ですね!
こちらの神門は、国指定の重要文化財です。
ご社殿も華やかな朱色で、横に長い形状になっています。
ご社殿は、承和年中(834年~848年)に造営されたものだそうです。
このご社殿、実は「外宮」といわれる場所で、「内宮」は別の場所にあります。
内宮・外宮という考え方は、伊勢神宮と同じですね(ちなみに宇佐神宮では上宮・下宮)。
薦神社さんの形態に合わせて、外宮にお参りした後に内宮へと向かいます。
その内宮へと向かう途中、不思議な場所を発見しました。
「神様の足跡」といわれる場所で、八幡神が三歳の童の姿で降臨された時の足跡なのだとか!
お供えされているお酒の左横にあるのが、神さまの足跡のようです。
お寺で仏足は見かけるけど、神さまの足跡を見るのは初めてかもしれません!
そこからさらに、大きな池のほとりを歩きます。
薦神社さんの樹木はとにかく大きくてパワーがありますね!
私が小さいマッチ棒のように見えます(汗)。
境内にはいたるところに巨木があるので、ゆっくり見回ってくださいね。
そして、内宮の美しい景色が開けてきました。
わぁ~~~~~!!なんと神々しい光景なんでしょう。
こちらは内宮といわれる「三角池」。
そう、この池自体が神さまなんです。
この三角池には、「真菰(まこも)」が自生していて、この真菰でつくられた枕は八幡神と深い関わりがある神聖なものとされています。
外宮といわれるご社殿よりも、はるか昔からこの三角池は存在し、信仰の対象となっていました。このエピソードをもってしても、やはり特別な場所だということが分かりますね。
そして、ご朱印もいただくことができました。
見開きになっていましたよ!
裏手の駐車場におられる狛犬さんも、ギョロっとした目で愛嬌たっぷりでした!
薦神社さんは前情報で聞いていた以上の感動がある神社でした。
是非、宇佐神宮とともにお参りされてみてください!
<薦神社(大貞八幡宮薦神社)>
大分県中津市大貞209