こんばんは!
これが三寒四温というものでしょうか。
昨日までの温かさとうって変わり、今日の福岡はめちゃめちゃ寒かったです。
そんななか前回の日田編と順番が前後しますが、
今日は長崎市・寺町通りの蔵だし情報!
「延命寺」さんをご紹介させてください。
延命寺さんは、1616年、当時長崎で流行していた疫病を治すことと、
港に出入りする船舶の海上安全を祈願するために建立されました。
長崎ならではの丸い石の門をくぐると、
左手に沢山の石仏が並んでいらっしゃいます。
立派な本堂は、お寺の方にお声掛けすれば、中に入って参拝ができます。
この本堂の大きな特徴は、
真ん中に弘法大師・空海がおられること。
通常は真ん中におられる御本尊の薬師如来様は左手にいらっしゃいます。
そしてなんといっても目を引くのが
639種類もの草木を描いた天井絵です!
左手の薬師如来様がいらっしゃる場所の天井には「薬草」が。
真ん中のお大師様の上にある天井には「食用の草花」が。
そして右手におられる不動明王様の頭上には
「毒草(!)」が配されています。
毒をもって毒を制すというように、
毒草にも薬効があるものもあるので、これも重要みたいですよ。
そんななか、私が気になったのが、
左手にある賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)さんです。
この方は、釈迦のお弟子の一人で、
並外れた神通力を持って病気の人を治したりされていたそう。
それもあって、賓頭盧尊者さんの像があるところでは、
自分の体の悪いところと同じ部分を撫でて、
病気平癒を願うことが一般的です。
しかし!!
なんとこのお寺では、賓頭盧尊者さんの手が取り外しOK。
外した手を自分の体の悪いところに持っていって、
撫でてもらうことでご利益をいただくのだとか。
こんな体験、初めてです(驚)。
天井絵と同じくらいロックオンされた体験でしたが・・・
ご朱印もちゃんといただきました。
梵字の印が素敵ですね♡
<延命寺>
長崎県長崎市寺町3-1
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