こんばんは!
今回は前回に引き続き、長崎県島原市のご朱印さんぽです♪
島原市のシンボル、島原城からレンタサイクルでしばらく走ると、寺町エリアに入ります。
その名のとおり、お寺が沢山並んでありました。
お寺好きな方にはおすすめですよ。
そしてご紹介するのは、市内でも有名な「護国寺」さんです。
島原の乱から13年後の1651年に創建された、日蓮宗の寺院です。
堂々とした佇まいの本堂が美しいですね。
ソテツの木がエキゾチックな雰囲気を醸し出しています。
私が伺った時は本堂が開放されていたので、中に入ってお参りできました。
金色の装飾が美しいです!
そして護国寺の一番の特色といえば、「蘇生三十番神」です。
この建物の中におられます。
本来は、毎月16日の法要(正月と8月16日は大祭)の時に中に入ってお参りができるのですが、
今回は取材ということで特別に中に入れていただきました。
徐々に上がる白い幕。
その後ろは、まばゆいばかりの金色の空間が!!!
ど~~~ん!!!
ズラリとならんだ黄金の厨子が圧巻です。
この蘇生三十番神は、島原市の有形文化財に指定されています。
三十番神は、毎月朔日から30日までの守護神として、
熱田大明神から吉備大明神まで30柱の神様がおられるのだとか。
普通はお寺といえば、仏様やその教えを伝えた方がお祀りしてあるものですが、
こちらのお堂では神様が「大明神」として勢揃いされているのです。
海の神様である住吉大神は「住吉大明神」。
祇園社のご祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)は「祇園大明神」。
真っ赤なボディです!!!
お馴染みの神様や、私が知らない神様もいらっしゃいました。
基本的に神社でお祀りされている神様は、姿として描かれることは少ないのですが、
ここでは目に見えるカタチで表現されているのが興味深いですね~~
この三十番神信仰は西日本を中心に広まっていったそうです。
なかでもこの護国寺では、危篤に陥った島原藩主が三十番神のご加護で病から蘇生したという伝承から、
特に霊験あらたかな「蘇生三十番神」といわれているのだとか。
そんな貴重な守護神にお参りした後で、ご朱印をいただきました。
日蓮宗の独特な文字、カッコイイですね!
さらにパンフレットもいただきました。
お坊さんのパンフ、可愛いです♡
皆さんも是非16日にお参りして、神々しい守護神様に出会ってみてくださいね。
<護国寺>
長崎県島原市寺町
http://www.hello-buddhism.jp/nagasaki/gokoku/index.html