こんばんは!
今回も引き続き、宮崎県日南市のご朱印レポートを綴っていきます♪
日南市の油津といえば、江戸時代に開かれた運河の街として有名です。
その運河沿いを歩いていると、アーチ型の橋の向こうに真っ赤な鳥居を発見しました。
こちらが「吾平津(あびらつ)神社」、別名「乙姫神社」といいます。
鳥居の横に佇む神様のような女性は、主祭神の阿平津毘売命(あびらつひめのみこと)です。
このお方は神武天皇のお后であり、神武天皇が東征される際は同行されず、
この油津の地から道中の安全を祈願されたのだとか。
早速お参りしようと鳥居をくぐっていくと、参道の真ん中にド~ンと木がそびえ立っています。
このタイプの神社にはたま~に出会いますが、個人的になぜか好きです(笑)。
苔むした木を避けて進むと、白い社殿が見える、清々しい石段の参道が見えました。
社殿の手前には、2つの向かい合う小さなお社が。
なぜかサルとニワトリの石像がお出迎えしてくれました。
真っ白な社殿は大きくて立派ですね~~
この神社は、709年に創建の古社で、乙姫大明神として歴代藩主の崇敬が厚かったそうです。
その後、紆余曲折あって現在の吾平津神社になったのだとか。
主祭神の他にも、6柱もの神様が一緒にお祀りされています。
主に交通安全、航海安全、商売繁盛、諸祈願成就のお宮として信仰されているそうですよ。
社殿の横には、乙姫稲荷神社もありました。
一通り参拝をした後は、社務所でご朱印をいただきます。
優しそうな神職さんが書いてくださいました。
「乙姫さま」の文字がいいですね。
運河を望む女神様の神社に、是非お参りしてみてください!
<吾平津神社>
宮崎県日南市材木町9番10号-1
http://m-shinsei.jp/modules/gnavi/index.php?lid=105