こんばんは!
今回は、福岡県宗像市の離島・大島にある「沖津宮遥拝所」をご紹介します。
前回、前々回とご紹介してきた「宗像大社」ですが、そのうちの1社「沖津宮」は、大島から約50㎞も離れた海に浮かぶ沖ノ島にあります。
沖ノ島は千年以上もの昔から祭祀が行われてきた、まさに“神宿る島”。
島全体がユネスコ世界文化遺産に登録されているのです。
そんな沖ノ島に鎮座する沖津宮には、宗像三女神の長女にあたる田心姫神(たごりひめのかみ)がお祀りされています。
でも、沖ノ島は神職以外の上陸を許されていないため、私たちは直に沖津宮にお参りすることができないのです。
そこで設けられたのが、沖ノ島にある沖津宮に向かってお参りできる遥拝所。
沖津宮遥拝所は、大島の北側にあるのですが・・・
見てくださいっ!この景色っ!
日本じゃないような、というかこの世じゃないような絶景ですっ!!
写真でも分かるとおり、玄界灘に面した岸壁の上にあるお宮なのです。
なんと神々しいのでしょう。
お宮の背面には、空と海しかありません。
海風や陽の光を一身に浴びながらお参りします。
お宮側から海岸線を眺めた風景がこちら。
大島は海のキレイさでも知られています。
眺めているだけで心が洗われますね。
社殿は新しい感じです。
神事が行われる時には扉が開かれて、社殿越しに沖ノ島を眺められるそうですよ。
ちなみに沖ノ島ですが、眺めの良いスポットが社殿の裏側にあります。
沖ノ島は約50㎞も離れていますが、天気の良い日は島の姿を望むことができますよ。
実はこの日もバッチリ、拝見できました!
白い船の左側、沖ノ島が見えませんか???
さて、神宿る島へ想いを馳せた後はご朱印をいただきましょう。
といっても沖津宮遥拝所は無人なので、同じ島内にある宗像大社の中津宮でご朱印をいただきます。
これで、辺津宮・中津宮・沖津宮の3宮のご朱印がコンプリートです!
宗像三女神のご縁に感謝ですね。
<宗像大社 沖津宮遥拝所>
福岡県宗像市大島1293
http://www.munakata-taisha.or.jp/html/sangu_syosai.html#okitsu