こんばんは!
今回は福岡県宗像市のご朱印レポート、「宗像(むなかた)大社」をご紹介します。
宗像大社は、2017年にユネスコ世界文化遺産に認定されたことで、国内外から注目を浴びている神社です。
今回参拝したのは、宗像市田島にある宗像大社「辺津宮(へつぐう)」。
「宗像大社」は、この辺津宮と、宗像市の大島の「中津宮」、沖ノ島の「沖津宮」の3宮の総称です。
この概念、珍しいですよね~~
宗像大社では、天照大御神の命を受けて玄界灘に降り立った「宗像三女神」という三姉妹の女神様をお祀りしています。
辺津宮では、大きな石の鳥居がお出迎え。
皇室とのゆかりが深い神社だからなのか、背筋がピンッと伸びる感じがします。
さらに進むと、太鼓橋がかかった心字池が。
色鮮やかな鯉が沢山泳いでいます。
そして手水舎へ。
この手水舎は、よくある柄杓で水をすくうタイプではなく、大きな岩から流れ出る水を手で受けるタイプです。
神門の前には、筋肉隆々の狛犬がお出迎えしています。
神門をくぐって拝殿と本殿へ。
朱色の社殿は本殿です。
本殿と拝殿は、国の重要文化財に指定されているそうですよ。
拝殿には、木組みの屋根があります。
こちらには、宗像三女神の三女にあたる市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)がお祀りされています。
そして拝殿・本殿にお参りしたら、高宮参道を歩いてみてください。
鎮守の杜の中を歩く高宮参道は、空気がひんやりしていて、独特な雰囲気がただよっています。
しばらく歩くと、2つのお宮が並んでいる場所にたどり着きます。
宗像三女神の長女、次女にあたる神様をお祀りしている、「第二宮(ていにぐう)」、「第三宮(ていさんぐう)」です。
私個人としては、この場所がとっても好きなんですよ。
なんだか神様の“いらっしゃる感”をビシバシ感じるのです。
そしてさらに奥に進むと、「高宮祭場」があります。
特に社殿があるわけでもなく、鬱蒼とした杜の中に石組がある、とっても不思議な空間です。
この場所は、宗像三女神が降りたたれた場所といわれていて、辺津宮の中でも最も尊い聖地とされています。
古代祭場が現代に残っているという意味でも、歴史的価値が高いそうです。
さて、高宮祭場までお参りしたら、ご朱印をいただきます。
力強い印象ですね!
お時間がある方は、境内にある「神宝館」へも行ってみましょう。
神様へ奉納された神宝など8万点が展示されているんですが、なんと全てが国宝なんですよ!
宗像大社はゆっくり時間を取ってお参りするのがおすすめです。
<宗像大社 辺津宮>
福岡県宗像市田島2331
http://www.munakata-taisha.or.jp/index.html