おはようございます!
今回は、大分県臼杵市にある「龍原寺」さんをご紹介します。
臼杵川に沿った道にあり、前々回ご紹介した福吉天満宮さんにも近い龍原寺さん。
素敵な山門と白壁が印象的です。
山門をくぐると、お寺のお名前にちなんだ龍の水鉢が。
私がお参りした日は1月の寒い日だったので、水面が凍っていて、これもまた風情がありました。
こちらが本堂です。
龍原寺さんは、慶長5年(1600年)に江戸の円誉上人が開いたとされる浄土宗の寺院。
暴れる龍の夢を見た円誉上人がこの地に赴き、念仏を唱えて龍を昇天させ、お寺を開基したと伝わっています。
現在、龍の玉、鱗、爪は寺宝になっているのだとか(非公開)。
これらが寺宝というのもすごいですね〜
そして龍原寺さんといえば、「三重塔」です。
現在は改修中ということで全景を見ることはできませんでしたが、近くで眺めることはできました。
県指定の重要文化財となっているこの三重塔は、九州では珍しい江戸時代のもの。
建築の神や学問の神として信仰される聖徳太子をお祀りしています。
現在は三重塔が老朽化し、屋根を支えている4体の天邪鬼に傷みが出ているとのことで、2033年の大改修に向けて募財のお願いをされていました。
私も早速、収めさせていただき、そのお礼として特別ご朱印をいただきましたよ~
「報恩謝徳」と書かれたところに天邪鬼の朱印が押されていて、とっても可愛いです!
そして三重塔の脇には、水子供養や安産祈願で厚く信仰を集めているお地蔵さまもおられました。
こちらは、「澤蔵司稲荷」というお稲荷さんですね。
そうして境内をぐるっと巡ったら、お目当てのご朱印をいただきます。
今回はお寺の方がご不在だったので、書き置きをいただきました。
こちらは「南無阿弥陀佛」と書かれたところに、三重塔の朱印が描かれていて、これまた可愛いですね!
龍原寺さんは、臼杵石仏から始まる「臼杵八ヶ所霊場」の第七番札所にもなっています。
臼杵市をゆっくり巡る際には、ぜひ霊場巡りもしてみてくださいね。
《龍原寺》
大分県臼杵市福良平清水134