おはようございます!
今回は大分県国東市のご朱印巡りの続きで、「岩戸寺」さんをご紹介します。
岩戸寺さんといえば、旧正月に行われる伝統行事「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」の舞台として有名です。
お寺自体は、718年に仁聞菩薩(にんもんぼさつ)によって開基されました。
まず目の前に飛び込んでくるのは本堂。
不動明王様や阿弥陀如来様がお祀りされています。
本堂は中に入ってお参りすることができます。
楽器を持った天女の絵が美しいですね~~
本堂内では修正鬼会面のお守りが販売されていました。
この凄みある鬼守りを身に付けたら、厄も逃げていきそうですね。
そして本堂横の石段の入口には、仁王様がおられます。
なんと室町期に寄進されたものなのだとか。
この石段の参道は、徐々に山の中に入っていくのですが、
時々現れる鳥居がとっても雰囲気があってキレイです。
途中には石塔もありました。
そうして辿り着いたのが、茅葺き屋根の講堂です。
空が開けたところに忽然と現れる講堂、びっくりするほど美しいんですよ!
天井部分はこんな感じ。
中には、講堂の御本尊である薬師瑠璃光如来様がおられます(市指定重要文化財)。
シンと静まり返った空間で仏様と向き合う時間が、とても貴重に感じられました。
さらに参道の上に向かうと、神秘的な雰囲気の鬼の岩屋があります。
そして最終目的地の奥の院・六所権現社に辿り着きました。
大きな杉の木と狛犬がお出迎えです。
苔むした地面にひっそりと建つお宮が、なんともいえない風情。
心が落ち着きます。
お宮の中の天井には、面白い絵画もありました。
ところどころ西洋人らしき人が描かれていますね。
最後にご朱印をいただこうと思いましたが、訪れた際にお寺の方がご不在だったので、
本堂で書き置きされたご朱印をいただきました。
私は以前から国東半島が好きでよく訪れていましたが、岩戸寺さんを訪れるのは今回が初めて。
もちろんお気に入りスポットリストに入りましたよ。
<岩戸寺>
大分県国東市国東町岩戸寺1232
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