こんにちは!
今回も引き続き、長崎県の離島・壱岐市のご朱印をレポートしていきます♪
今回は、のどかな田園風景が広がる山里にある「天手長男(あめのたながお)神社」にご紹介させていただきます。
一の鳥居をくぐると、天まで届くかのような石段がずっと続いています。
さすが「天」と名のつく神社ですね。
137段ある石段を上って振り返ると、とってもキレイな1本の道が見えました。
頑張って上ってきた甲斐がありました~~
そしてようやく社殿の前へ。
こちらが「天手長男(あめのたながお)神社」です。
創建年は不明ですが、壱岐国の一之宮として厚く信仰されてきた、由緒ある古社。
境内からは、1070年と刻まれた石造弥勒如来坐像が出土していて、
日本で3番目に古い石像として国の重要文化財に指定されているそうです。
天忍穂耳尊(あまのおしほみのみこと)
天手長男命(あめのたぢからおのみこと)
天錐女命(あめのうずめのみこと)
など、多くの神様がお祀りされています。
神社の名前は、ご祭神の天手長男命からきているのかもしれませんね。
社殿の左側には、木と木を結ぶしめ縄がありました。
この空間に、神様がお宿りになるのでしょうか?
そして、社殿の左横にもお社があります。
中に入ってみると、赤ちゃんの産着がズラリと並んでいるではありませんか!
こちらでは、安産や子どもの健やかな成長を願って、産着を奉納する信仰があるそうです。
お参りを済ませたらご朱印をいただきたいのですが、こちらは神職さんが常駐されておらず、
あらかじめお社の前に用意されたご朱印をいただきます。
ご朱印をいただいたら、300円をお納めしましょうね。
そして次にお参りするのは、この神社の向いにある「天手長比賣(あめのたながひめ)神社」です。
男子がいたら女子もいる。
この法則通り、200mほどの向かい合った場所に女子の神社はあります。
ただし、こちらの神社のご祭神は、現在は「天手長男神社」に合祀されているため、社殿はありません。
(ご朱印もありません)。
ですが、ものすごいご神木を感じます!!
お社があったところには、神様が乗られるという四角い石の神輿が残るのみ。
その他は何もないのに、確かに神様が宿っている空間だなぁと感じます。
私個人的には、壱岐の神社巡りの中でもここが一番好きかもしれません。
そんなわけで、思わず2社の神社にお参りが叶ってありがたい限りです♫
<天手長男神社>
長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触730
http://ikikankou.com/shrine/jinja/