こんにちは!
前回に引き続き、鹿児島県出水市のご朱印レポートです♪
今回参拝させていただいたのは、山の麓にある「加紫久利神社」。
まず一番に「加紫久利(かしくり)」という名前が気になりません?
これは神社の上にそびえる山の名前だそうです。
何か意味があるんだろうなぁ~と思わせますよね。
その謎を解くべく、神社へ向かいます。
約1200年前、鹿児島県で最初に国の官社になった由緒ある神社ということで、鳥居も大きくて立派です。
鳥居の上には、出水市ならではの鶴の像があります!
参道に入って左手には、木の根っこに埋もれた亀の像を発見しました。
鶴に対応して、長寿にまつわる縁起ものなのでしょうか。
手水舎で手と口を清めます。
なんとこの水、加紫久利山の湧水で、自由に飲んでいいご神水だそうです!
山のパワーをいただけそうですね。
社殿の前の真っ赤な鳥居。
社殿も真っ赤ですね。
こちらでも2羽の鶴がお出迎えしています!
社殿の装飾が華やかな原色です。
島津家の丸十字の紋と、霊獣の存在感がありますね。
加紫久利神社の創建は、約2000年前の神代の時代といわれています。
加紫久利山を信仰の対象として、祭祀が行われていたそうです。
そしてこの山の麓(神社の周囲)には、縄文時代から古墳時代を中心とした遺跡や遺構が沢山見つかっていて、
なおかつ山の後方には、約2万年前(旧石器時代)の上場遺跡があるそうです。
この地が豊かな土地だったかというのが分かりますね。
神社を訪ねていったところで、縄文時代の話にまで辿り着くとは。。。
かなり面白い発見でした。
主祭神である天照皇大神様や他の神様をお祀りしている拝殿・本殿にお参りした後は、
「二千年の杜」と書かれた鳥居をくぐって、境内を巡ってみます。
可愛らしい羅漢さんがおられたり
子神と安産の神様がおられたり
交通安全の神様がおられたり
参拝するところが沢山ありました。
そしてお目当てのご朱印をいただくことに。
こちらのご朱印は、神社の紹介が書かれてあります。
これなら後で見る時にしっかり思い出せますね。
とにかく加紫久利神社は、縄文パワーがあふれる聖地でした。
その一方で参拝者に対してのホスピタリティを感じられる、アットホームな雰囲気も素敵です。
出水市を訪れたら、是非参拝してみてくださいね!
<加紫久利神社>
鹿児島県出水市下鯖町1272